Kenの気ままブログ

英語と雑学を取り上げます!

コロ助期間、留学に2年間行った感想

先日アメリカ留学から帰国しましたKenです。社会人留学ということで、退職して行ってきた大冒険の感想を述べていきたいと思います。もし、これから留学を考えている方がいらっしゃれば、その助けになればと思います。質問等ございましたら、コメント欄へ気軽にお願いします。

 

 

 コロ助なのに留学に行く価値はあるのか

アメリカに渡米してから1年弱でパンデミックが始まったわけですが、生活はやはり大きく変化しました。特に外出が禁止となったことで、交流を通して得られる体験というものが大きく減りました。これは留学生にとって大きな痛手でした。

”行くべき人”と”行かなくても良い人”の2パターンに分けて説明したいと思います。

行くべき人

日本にいては英語が伸びないぞと言う人や、自分でそういった話す環境を作り出せる人はコロ助の間でも行く価値はあります。私はこちらのタイプだったので、住む場所をホームステイに限定して毎日英語を話す環境構築をしたり、スーパーやカフェなどに行った際に英会話をするようにしていました。

帰国して思うことは、日本にいるとどうしても日本語を吸収して消化する環境からは逃れられないということです。友人と話すとき、TVを見るとき、買い物に行くとき。気がつくと、英語のない生活に囲まれています。

週1の英会話はすぐに忘れてしまうし正直あまり効果がないと私は感じたので、留学を選んだわけですが、ちょっとしたことでも英語で話す環境に身を置くことは非常によかったと感じています。

行かなくても良い人

自分で学習して伸ばせる自信のある方は正直、今留学に行くことはおすすめしません。オンライン英会話をたくさん受講して、英語でニュースを毎朝見るとかで同じようなインプットアウトプットができます。

あとは、言語交換ができる友達をネットで見つけることです。意外と日本語を勉強したい人や、英語で会話をしたいアジア人も存在します。留学を断念した学生も多くいますので、そういった方と知り合うことは練習出来るチャンスだと思います。

それから外出が制限されている(できるけれど変異株が多い)中で、渡米するのは感染した際のリスクを考えると不安です。多くの場合、ホームステイやAirbnbなど安定した住所がない中で、感染してしまった際の恐怖は結構大きかったです。

「出て行ってくれ」とか言われかねないですからね。私は人一倍、手洗いなどの対策を行っていました。日本でそういったプレッシャーのない中で、英語を勉強すれば、ビジネス英語くらいならマスター可能だと思います。

 

パンデミック期間の帰国の大変さ

普通ならば飛行機にすいすいと乗り、帰国してから成田なり羽田で感動の再開・・!なんて流れがよく聞く話ですが、今は本当にバイキン扱いをされます。

オリンピック等がある中で本当に大変なんだなあ、お疲れ様です。と思う一方で、10時間以上のフライトで時差ボケしている中で、あっちこっち歩かされてアプリのダウンロードなりPCR検査なりで計4-5時間かかったので、ぶっ倒れそうでした笑

それから、私が行っていたワシントン州は変異種流行対象地域だったので、3日間ホテルで缶詰という感じでした。一歩も外に出られなかったのは結構きつかったです。

 

 旅行をするのは難易度が高い

留学先の国内で飛行機などで旅行するのは可能です。実際、パンデミックの間でもしている知り合いはいましたが、私はあまりおすすめしません。

というのも、地域によっては到着時に隔離が必要になったり、事前検査が必要になったりするからです。これも、その場所のルールで急に決まったりする可能性もあるので

それらを臨機応変に出来る人でしたら、旅行も視野にいれていいのかなと思います。ですが、留学の目的を考えて、旅行がそこまで重要なのかどうかを考えるのが大切だと思います。

コロ助をアジア人のせいだと強く非難する保守派の人達も一定数存在するので、分からず飛び込んでしまって暴力されることも考えられます。気をつけた方がいいでしょう。

 

アジア人であることの自覚を持つようになった

パンデミック期間にアメリカに滞在したことによって、より自分がアジア人と考えるようになりました。留学前は、日本人だということは分かっていましたがあまり”アジア人”と考えることは少なかったように思えます。

今回のパンデミック以降、道端で「中国人、あっち行け!」みたいなことを言われることも増え、白人黒人からすれば私もアジア人として1くくりに見られているんだということを理解しました。

しかし、私達も外国人と1くくりにして呼んでいることも多いと思います。それは、彼らを傷つけることに繋がるかもしれないですよね。

Where are you from?をしっかりと聞いた上で、何人なのかを理解して会話を進めたいものです。 

 

料理が上手くなった

個人的に、パンデミックのおかげで家で料理を作ることが増えたので、レベルアップしました。これは日本で働かれている方も皆様共通している話だと思いますが、ただでさえ、アメリカでは日本食レストランが貴重だったので、売っている材料を駆使して日本食を作れるだけ作った気がします。

手に入りにくかったのは、長ネギと豚バラ肉でしょうか。

リモートワークでしたし、栄養面も考えて自炊をするように心がけました。アメリカは、商品代+税金+チップが持ち帰りでもかかるので、家で作った方が金銭的にも健康的にも良いと思います。

 

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作ったラーメン

まとめ

結構なお金を払うのが留学なので、時期をみて決断するほうがいいのかなと個人的に思います。いろんなことがオンラインで出来てしまう昨今、今するべきなのか、なぜすべきなのか慎重に考えて行った方が良さそうです。