日本人は英会話でミスを恐れている
学校が始まって忙しくなってきたところですが、また気付いたことを話していきたいと思います。日本人に必要なのは”出川イングリッシュ”だということです。芸能人の出川さんは単語レベルですぐにアウトプットしようとします。
某番組を見たことがない方のために説明すると、芸能人の出川さんが海外で一流スターとのと2ショットをとったり、場所の名前をお題として与えられて、人に聞くことのみで目的地にたどり着けるかどうか試すという番組です。
彼は、単語の羅列だけで「ヘイ、カモン、ビッグビッグタワー」のような勢いだけの言葉で必要な情報を聞き出します。まさかそこまでの会話が必要とは言わないですが、いざとなったら伝わればいいんです。
伝えようとする気持ちが大切なのよ♪
僕たちは70パーセントでいい
今現在受講している大学の授業では各国から生徒が留学しにきていますが、アジアからの生徒が特に多いです。僕の授業はビジネスが主体なので、実際の起業家なども留学しにきています。彼らとディスカッションしていて思うのが、文法めちゃくちゃだけどたくさん話すんです。
下手したら2分とか1人で話す人とかもいて、なかなかついていくのが大変です。この前中国人の会話を聞いていたら、三人称単数のSが抜けていたり発音が違ったりしていました。でも、伝わるんです。
どこかで聞いた話ですが、少し空白が空いている文章でも人間は頭で補完して考えられるというものがありました。完璧な文章をこちらから提供しなくていいんです。相手に少し任せましょう。まあ、するに越したことはないんですけど笑。
TOEFLとかIELTSの英語のテストは別ですよ!あれは英語の綺麗さや発音も採点に入っているので、試験官に「アー、ビッグビッグマウンテン、ジャパンフジ!」とか言ってはダメですよ笑。
僕が意図しているのは、日常生活で英語を使うことがあったなら、70パーセントくらいまで英文を脳内で組み立てたら口に出しちゃっていいってことです。僕の今の体感だと100パーセントまで綺麗に英文を作っていると間に合わないです!
完璧な英語を用意しても、会話の流れが別の方向に行ってしまったら0なんです。全ての努力が水の泡です。少しでも会話に切り込んでいきましょう。それにしても、日本人はしっかり文法を勉強してから話しているような印象です。丁寧な国柄が現れていて個人的に日本がさらに好きになりました。
瞬間英作文をしよう
僕がアメリカに持ってきている参考書の一つとして、瞬間英作文があります。これは、簡単な英文をいくつも収録しているもので、頭のなかで英語に切り替えるスピードを早くします。あまり紹介したくない㊙︎本だったのですが、紹介しちゃいます。これは、話すために特化してあるので是非読んでいただきたいです。