Kenの気ままブログ

英語と雑学を取り上げます!

英会話は筋力トレーニングだ

シアトルに留学して10ヶ月が経とうとしていますが、「自分の英語って伸びてるのかなあ、あまり実感ないな。」て思うことも多々あります。英語のチューターからは「伸びてるよ、子供が背が伸びても気がつかないことと同じだよ。」なんて言われますが、自分としてはまだまだ伸びしろがあるように感じます。授業は相変わらずこんな状況ですからオンラインで行われて、ホストファミリーといつも通り過ごす毎日。当たり前ですが言われないと意外と気がつかないのが、”英語って意識的に使わないと伸びないし、落ちることさえある”ってことなんです。今回は、日本にいて英語を勉強する時間がある方や、留学していて英語に伸び悩んでいる方の1つのアドバイスとしてこのブログを書きます。 

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 勉強して覚えて、忘れる、そしてまた勉強する

 多くの人が参考書を読んだり先生から習ったりして、新しい文法だったりボキャブラリーを勉強するんですよね。「ほうほう、過去完了形ね〜」てな感じで。でもテストで解いたりして得点が取れればそれで満足。次にあなたの脳がそれに触れるのはいつになるのやら。。それで大人になったら「中学生の文がこの一冊で!」みたいな物を買って英語勉強するぜ!ってなって本屋に急ぐわけです。それでTOEICの点数が良くて社内で昇進でもすればまた綺麗に忘れてしまうこと間違いなしです。参考書なんかを作っている会社や著者の人はずっと本が売れるので彼らにとっては良いのですが。じゃあ結局どうしたらいいの?ってことですが、使うこと以外に選択肢はないと考えて良いと思います。だから私も留学しているわけですが、英語環境にいても使わなければぜーーんぶ忘れてどっかに行ってしまいます。

誰でも英語は話せるようになる

これは確証を持って言えることなのですが、誰でも間違いなく英語は話せるようになります。ほんとうです。日本人である私も当初は、「英語ってかっこいい!頭良く聞こえる!」なんて思っていました。でも、アメリカに来てから薬物中毒の人やホームレスの人が、流暢に(もちろん英語で)叫びながら話しかけてきたりして、IQとか頭の良さっていうのは本当に言語とは無関係なんだなあと感じました。もちろん綺麗な英語や、専門用は勉強しないと英語圏の人でさえ身に付かないですが、少なくとも意思疎通は誰でも取れます。日本人も同じですよね、どこに行っても色々な人と話できますよね。もう一度繰り返しますが、いかに使うかなんです。

 味のある英語を話すことの大切さ

基本的な英語を話せるようになってからが勝負です。いかにバリエーションを多く持つかが鍵になってきます。例えば食レポをするコメンテーターがふわトロオムライスを食べて「すごく美味しいです。」とだけ言ったとします。これでも話は通じますが、次回からは仕事に呼ばれないでしょう。聞いてる人の心に全くグッと来ないからですね。「フワフワとした舌触りと、とろける卵のクリーミーな感じがたまりません!」なんて言ったら聞き手は「食べたい」って思うこと間違いなしです。まとめると、単語量と文法の言い換え表現を増やそうということです。「I'm busy」→「I'm busy as a bee🐝」みたいな感じで。

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私たちは猿。モノマネして成長する

さて、どこからそれを探してくるのか。参考書?いいえ、まあ選択肢の一つではありますがオススメしません。自分が好きな分野の動画を見たり、本を読みましょう。読んだり聞いたりしていると、絶対に自分が気になる表現が出てきます。「あれ、今のなんだろう気になる、意味なんだろう。」みたいな時です。その瞬間を大事にしましょう。一旦ストップ。メモしてあとでそれを使った例文を3つほど作って口に出してみます。そうすると、あら不思議。自分の言葉になるのです。簡単ですよね。かっこいい言葉、美しい表現を使っちゃいけないルールなんてどこにもないんです。言語はみんなのもの。どんどん真似しちゃいましょう。僕は授業中に右利きなので、右の方にメモ帳を常に置いておいて「なんだ今の、聞いたことあるような・・」みたいな瞬間に書くようにしています。それで1日の終わりに口ずさんで寝るような今生活をしています。ボキャブラリーのタンスはいくつあっても良いのですから。

話すことはいつでも誰でもできる

使うことが大事だと最初に述べましたが、本当にボソボソでも良いから英語を使った方がを良いのです。僕が留学前にIELTSのスピーキングを教えてもらっていた先生は、「私も日本語の勉強をしています。でも、使わないとやっぱりすぐに忘れちゃう。だから寝る前に日本語を喋る、日本語だけの時間を作るようにしてるんだ。」と言っていました。さあ、いますぐパソコンを閉じて最近あった良いこと、美味しかった食べ物、なんでもいいです。5分で話してみましょう。スラスラと出てきましたか?オススメは1日の始まりと終わりにその日の予定と、あったことをまとめて話すというものです。こうすることで、苦手としがちな未来形と過去形のどちらも勉強できてしまいます。お得ですね。

自分の言葉で表現してみる

映画だったり何か視聴した際に、自分の言葉で言い換えをしてみることをオススメします。意外と、何かを説明するのってうまく話せなかったりします。「そこで使いたかったけど頭に浮かばなかった」ものを書き留めておいて、ググって自分の言葉にします。これめっちゃオススメです。これするだけで結構頭使うし、スピーキング伸びると思います。


How to improve your English speaking skills (by yourself)

 友達を作る

よく言われるのが、「アメリカ人のパートナーを作ると英語が格段に上達するよ〜」っていうやつですね。これは本当にMake senceわけで、”使う”環境を長く維持できるからなのです。1日に5分話してみるのとは雲泥の差です。とはいえ、今すぐ彼氏彼女を作るのはハードルが高いと思います。そこで、Meetupや言語交換アプリで気の合う友達を探すことをオススメします。環境さえできてしまえば、自分が一人で蓄えた新しい表現だったりを試す絶好のチャンスです。ビジネス環境でカスタマー相手に使うなんてのは少しリスキーですが、友達なら大丈夫でしょう。ぽんぽん使って、何言ってるの?みたいな顔をたくさんされて身につけましょう。

 おわりに

コロナのせいで家にいる時間が長くなったと思います。どうですか、英語学習の時間にあててみませんか?使って使って使いまくって、自分の言葉にしちゃいましょう。現場からは以上です。